研究会について of 聴覚障がい者キャリアアップ研究会

代表者メッセージ

代表者 宮本 治之

わたしたちは、大企業で実際に管理職をしている聴覚障がい者をロールモデルとしたネットワークを構築しています。
特に、リーダークラスおよびそれ以上を務めているまたは目標にしている聴覚障がいの方々と一緒に、勉強会および情報交換などをしながら、お互いに自己研鑽、スキルアップ、キャリアアップを図れる場を目的にしています。

背景には、例えばこんな情報があります。
(参考・引用)
「いくお~る」2008年6月号No.79の特集2
近年、大企業に就職した聴覚障がい者のうち、40%以上が5年以内に離職してしまうという状況があります。
企業の側では「聴覚障がい者は採用したくない」という声もあります。
なぜなのか、どこに問題があるのでしょうか・・・?

このような現実がある一方、実際に現役で勤務していて、職場で高いエンパワーメントを持って活躍している聴覚障がいの方々やリーダークラス以上の管理職を担っている聴覚障がい者の存在があまり知られていません。
このような方々のネットワークを構築することが今回の目的の一つです。
今般、雇用問題、就労問題、離職問題などの課題がある中で、
これらの問題を対象にした講演、セミナー、イベントなどが多く行われています。

しかしながら、
例えば、昇級・昇格によるキャリアアップや幹部、管理職への登用・昇進に関する話題を対象にしたセミナーなどが無く、これらを目標にしている聴覚障がい者を対象にした問題解決への勉強会やネットワークがありません。
わたしたちは、実際に現場で活躍しているリーダークラス以上の聴覚障がい者が一堂に会して、事例発表やノウハウの情報交換、ディベートやディスカッションしたりすることによって、キャリアアップが図れる場を創設したいと考えています。

聴覚障がい者の就労問題の現状や課題を話し合うレベルではなく、もっと先を走っている聴覚障がい者、例えば、リーダークラスや幹部、管理職としての立場を担っている聴覚障がい者が抱えている就労問題が実際に存在しています。
このような問題はあまり知られておらず、聴覚障がい者の管理職としての悩みもあります。
わたしたちは、手話サークルや飲み会などによる交流会ではなく、
就労問題やキャリアアップに関する情報交換ができ、企業の枠を越えた勉強会を通じて成長できる「場」が必要ではないだろうか?という考えのもとで、異業種の聴覚障がいビジネスマンをネットワーク化していきます。

この活動取組みにご興味のある方、ご賛同頂ける方は、ぜひ下記までお問い合わせ下さい。
LinkIcon【聴覚障がい者キャリアアップ研究会 事務局】

inserted by FC2 system